マッチング会 セミナー プレゼン
- 3月4日
- 読了時間: 4分
TOPS (The One Pet Show/它博会) 上海を拠点とする「起業家(Pet Industry Entrepreneur)」 グループが主導する、中国のペット業界プラットフォームの大手。

日本ペット業界の皆様、おはようございます。本日はこのオンラインセミナーを企画いただいたJCPA日中ペット産業振興会の皆様、そして越村会長、児玉会長ならびに事務局の皆様に心より感謝申し上げます。
TOPS(它博会)の徐潔(Stephanie)と申します。
本日は「現在の中国ペット市場の規模とチャネル構造」について簡潔にご紹介いたします。また、本日はチャネルを代表する二社のバイヤー様にもご登壇いただいております。即時小売(クイックコマース)分野のリーディング企業「Petnote(宠本本)」、そして中国ショッピングモール型ペット専門店チェーンの代表格「Dogway(狗道)」です。
限られた時間のため内容は簡潔にまとめておりますが、さらに詳しい情報をご希望の方は、ぜひJCPAを通じてお問い合わせください。

まず、TOPSについて簡単にご紹介いたします。
TOPSは、365日ペット業界に特化して活動する業界サービスプラットフォームです。展示会、カンファレンス、メディア、市集イベント、教育プログラムを包括的に展開しています。
・毎年5月開催、中国で最も成長が速く「セレクト型」を強みとする10万㎡規模の展示会「TOPS它博会」・毎年12月開催、4,000名以上が参加する業界最大級のカンファレンス「中国ペット業界年度大会」・業界トップクラスの専門メディア「宠业家」・年4都市巡回の大型ペット市集「TABO Chill」・全国70都市以上を巡回し、年間1万店以上のペットショップオーナーと直接接点を持つ経営講座
中国市場への参入をご検討の日本ブランド様には、最も実践的かつ現場密着型の情報をご提供できるプラットフォームです。

ここからは、市場規模、チャネル構造、そして「現時点で日本ブランドに最適な参入チャネル」についてご説明いたします。
中国ペット市場の規模については、「中国ペット白書」の2025年版によると、市場規模は3,126億元に達しています。
2010年から2020年にかけての年平均成長率は20%以上でしたが、COVID-19や経済減速の影響により近年はやや成長が鈍化し、2025年は4.1%成長となっています。
それでもなお、中国ペット産業は最も将来性のある成長産業の一つです。

犬猫飼育頭数では、2021年に猫の頭数が犬を初めて上回り、その後も増加傾向が続いています。2025年時点で犬5,343万頭、猫7,289万頭、合計1.26億頭です。
ただし、中国の人口規模と比較すると、世帯浸透率は依然として低水準にあります。

ここから使用する市場規模データは、先ほどとは統計方法が異なります。
これは「中国国内で実際に発生した消費額ベース」で算出された市場規模で、輸出分や統計困難な生体取引を除外した、ブランドの出荷額に基づくデータです。
日本ブランドが中国で獲得可能な実質市場規模を示すもので、2025年は約1,545〜1,600億元規模と推計されています。

現在の犬猫世帯浸透率は約12%で、米国の約70%と比較すると約5倍の成長余地があります。
一方で、中国国内ブランドは近年非常に競争が激しく、製品企画やパッケージで差別化を図る傾向がありますが、市場の実需と必ずしも一致していないケースもあります。
また、中国では有料流量型の販売戦略が一般的です。
2023年のタオバオデータによると、・業界新規顧客:10%・プラットフォーム新規顧客:30%・ブランド新規顧客:70%

非常に「新しい顧客層」が中心の市場です。
そのため、千億規模市場でありながら、百億元ブランドは存在せず、十億元以上のブランドも15社未満で、まだ成熟段階には至っていません。

チャネル構造を見ると、オフライン30%、オンライン70%です。
内訳は以下の通りです:
・ペットショップ・動物病院:33%・タオバオ・天猫:29%・抖音:9%・京東:9%・拼多多:10%・即時小売・その他:10%

オンラインはセールイベントの影響を強く受け、抖音は変動が大きく、オフラインは比較的安定しています

チャネル特性として、カテゴリーやブランドによって適性は異なります。
日本ブランドは客単価が高く、また現在食品の輸入政策制限もあるため、用品・ケア製品はオフライン体験を通じて品質理解を促すことが重要です。現時点では、オフラインを主戦場とする戦略を推奨します。タオバオも選択肢として有効です。食品については、日本処方+現地生産モデルであれば、段階的拡張が可能です。


2025年第3四半期時点で、中国のペットショップ数は94,891店。上海・成都が最多で約3,500店。杭州・北京は増加傾向。
14%のみが一線都市に集中し、残りは地方市場です。

最後に、中国市場参入を目指す日本ブランドの皆様が最適な成長ルートを見つけられることを願っています。
Doggyman、Petio、Mind Up、松下ペットスマートなど、多くの日本ブランドがオフラインで成功しています。





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