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会長ご挨拶
日中国交正常化50周年を記念して、2022年9月28日に一般社団法人日中ペット産業振興会が正式に登記され、同年10月3日に設立総会および総会が開催され、一般社団法人日中ペット産業振興会(=JCPA)の活動がスタートいたしました。
日本のペット関連市場規模は約1兆7千億円になりましたが、犬の飼育頭数は2008年の1300万頭から2023年は684万頭にほぼ半減し、犬猫合わせて約1500万頭に減少いたしました。
日本の人口減少、高齢化、少子化等により、将来的には犬猫の頭数は約700万頭以下になることが予測されます。一方、中国市場は現在、犬猫の頭数は2億頭を超え、市場規模も約9兆円となりつつあり、2024年にも約10兆円のマーケットに成長すると見込まれます。
日本が今まで培ってきた優れた学術面、プレミアムペット製品、ペットテック、ユニークなサービス等の分野におきましては、中国を含めてアジアに紹介できることは数多くございます。
日中両国ともペットは家族の一員として大切にするという考えには相違なく、ペット市場成熟期にある日本および市場が成長途上にある中国のペット関連産業に其々従事する人々が相互に交流を図ることで両国のペット産業の健全な発展を目指すことは大変重要であると認識する次第です。
人口、飼育頭数が減少する日本でペット関連産業の今後の発展は難しい状況です。日本の貿易相手国として、輸出·輸入共No.1になった中国と友好的な協力関係を構築することで、両国のペット関連産業の発展を目指して参りたいと考えております。どうか弊会にご加入の様々なメリットをご理解いただき、中国·アジア市場への進出をご検討いただけたら幸甚でございます。
一般社団法人 日中ペット産業振興会会長 越村 義雄
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